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自宅のピアノ室を防音にしたい!自分でできる防音の方法もあります
自宅にピアノを置いてあるご家庭は一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
「ピアノ練習室を防音にしたい!」
築年数の経った家でお隣さんとも接地している。
マンションなので階下やお隣さんへの音漏れが気になる。
できれば21時頃まで音出しをしたい。
本来ならば喜ばしいはずの子どもさんのピアノの練習時間も、ご近所さんに気を遣ってラハラしてしまってはピアノライフの喜びも半減してしまいます。
それにピアノの防音の悩みはピアノ学習者だけにとどまりません。
築年数が経った家でピアノ教室を開いているピアノ先生も、ご近所さんには気を遣いますよね。
しかも、ピアノ教室は1日数時間もぶっ通して音を鳴らすことになります。
それが毎日のこととなると、なおさら気になりますよね。
マイホームを建てる機会があればその時に防音施工をしてもらえるのがベストですが、そうではない方もピアノの防音は諦めないでください!
ピアノを習っているご家庭も、自宅でピアノを教えている先生にも、ここでは「ピアノの防音」についてぜひ参考にしていただけたらと思います。
ピアノの防音は、いつでもできるんです。
方法は大きく分けて2通り。
① 市販の防音室を購入する
家の中にある程度のスペースを確保することができれば、市販(というかお取り寄せ&組み立てですが)の「防音室」を設置することで、かなり安心度の高いピアノの防音ができます。
し、しかし、なにせお値段が…(^^;
(↓タップするとサイズなどの詳細をご覧になれます)
ちょっと簡単に購入できるものではないですよね(汗)
でも、このピアノ防音室は、家の外へピアノの音漏れにはかなりの効果があります。
音大を目指す子どもさんのご家庭などは、実際に設置していることが多いですね。
② DIY☆自分で練習室の防音施工をする
実は、先ほどのような超高価な防音設備を施さなくても、ちょっとしたDIYでピアノ練習室の防音ができてしまうのです。
DIYで自分でピアノの防音室を作る方法
防音室を作ると言っても、先ほどの立派な防音室をカンカントントンして作るわけではありません(笑)
まずは音漏れについてちょっとご説明しますね。
音が家の外に漏れていくルートは主に2つ
② 床下から
「主に2つ」と言いましたが、マンションでしたら…
② 床から階下へ
③ 壁からお隣へ
④ 天井から階上へ
といったふうになります。
なのでマンションの防音施工はちょっと大がかりというか、行う面積が広くなってしまいます。
それでは自分でできる防音施工について具体的に説明をしていきます。
① 窓からの音漏れ対策に有効なアイテム
簡単なものから順に…
「防音カーテン」と謳われているカーテンは、カタログ系通販でもいろいろ載っているのですが、実はピアノなどの楽器の防音に対する効果はほとんどないと言って良いくらいです。
ピアノの防音を考えて防音カーテンを設置するなら、防音専門店「ピアリビング」さんのカーテンが一番のおすすめです。
(多分これを超える防音カーテンは存在しないのではないかと…)
遮光・防音カーテン3重構造「コーズ」
そして2番目に「サッシ」を追加についてですが、つまりは2重サッシにするということです。
※最近の新築住宅のほとんどに取り入れられている「ペアガラス」とは違います。
2重サッシにするのは一軒家向きです。
借家でも、大家さんが許してくれればできます。
(実際、2重サッシにするデメリットはなく、むしろ遮熱効果もあってメリットの方が大きいのですが、ビスを使うのでイヤがる大家さんもいます)
2重サッシにするには、防音が必要な窓の大きさを測ってオーダーメイドするのですが、オーダーメイドにしてはお値段はお安いと思いました。(いやいや、それでもまあまあのお値段はしますよ…)
エコ内窓「プラマードU」
まあまあDIYのできる大人が2人いれば1か所30分~1時間もあれば完成です。
筆者も実際に取り付けてみましたが、窓1枚に比べると、音漏れ具合はだいぶ改善されました。
最後の「窓枠に防音パネルをはめ込む」についてですが、これは作り方がとてもわかりやすく載っているサイトがあったので、参考にしてみてください。http://umbrella-company.jp/acoustic-panels_mado.html
長くなってしまったので、床から階下への音漏れ(一軒家の場合は床下から屋外への音漏れ)、壁からお隣への音漏れ対策については別記事でご案内したいと思います。(只今準備中♪)
ひとまず本日は、窓から外へ漏れるピアノの防音対策についてでした!