ピアノを習っていても練習をしない子というのは珍しくありません。

練習をしない子のレッスンは行いません。

というスタンスの先生もいるかもしれませんが、たいていは練習をしていない子も通常通りにレッスンをしてくれるのが一般的かと思います。

しかし・・・

先生の心の中は・・・

ということで、保護者さんも気になっているかもしれない「練習をしない生徒に対してピアノの先生が心の中で思っていること」をまとめてみました!

①はあ・・・また練習してないのか・・・(がっかり)

このように思っている先生が一番多いのではないでしょうか。

「はあ・・・今週も練習してないのか・・・(がっかり)」

先生は、教えることに対して当然意欲をもっています。

生徒の上達を願ってレッスンをしています。

だけど、生徒自身が練習をして来ていないとレッスンも進みません。上達しません。

そういったことが繰り返されると、先生のモチベーションもだんだんと下がって来ます。

でも、ちゃんと教えます。

だけど、だんだんと熱量は下がって来ても仕方がありません。

我が子に練習をさせないままレッスンに行かせて先生の熱意がだんだんと下がって来たとしても、おうちの人が先生を責めるのはお門違いというものです。

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逆に、我が子が練習をしないのに熱心に指導をし続けてくれるピアノの先生は貴重です。

どちらにしろ間違っても、我が子のピアノが上達しないのを先生のせいにしてはいけません。

②月謝もったいなくないのかな~

それとおうちの人も思っているかもしれませんが先生も意外と思っていること。

「月謝がもったいないな~」

ということです。

同じ8000円の月謝を払っていても、熱心に練習するAさんはどんどん上達していくのに対して、Bさんは家では練習をしない。Bさんはいつまで経っても上達せず、月謝8000円が水の泡です。

月謝の価値というのは、自宅での練習量次第で変動するものだと思います。

熱心に練習をすることで、8000円の月謝の価値を倍にすることだってできます。

なので、練習をしない生徒に対しては先生だって「月謝がもったいないな~」って思っているんですよ。

③「今週は○○で…」「今週は…」レッスンたんびの言い訳にイラッ

それとピアノレッスンあるあるなのが「言い訳にイラッ」です(笑)

たまにいるのが

「毎週言い訳をする生徒」です。

実際に現代の小学生はとても忙しいです。

でも、多忙な中学生の部活生でさえも時間を見つけて少しは練習をして曲を8小節でも進めてきています。

どんなに忙しくても「前週から進歩なし」が頻繁にあるのはあんまりです。

「やる気ないだけなんだろうな~」

と、先生には心の中で思われています。

特に「練習したかったんだけど・・・」と「口だけ意欲」を幾度となく見せられると正直なところイラっとします。

それと、「練習したけどできませんでした」という申告に対しても「できるまでやりなさーい!甘い!」と心の中でツッコんでいたりします。

④もう諦めて良いのかな~疲れちゃった

練習をしていない生徒にもしばらくは熱心に接してくれていた先生も、さすがにのれんに腕押し状態が続くと疲れてきます。

「自分の熱意は何の意味もないみたいだ」

と思えてくるのです。

そうすると、だんだんとレッスンが淡々としてくるケースもあります。

「生徒が上手になるためのレッスンエネルギー」

は発揮されなくなってしまいます。これはピアノのレッスンに限ったことではなく、「のれんに腕押し」状態の人への熱意が冷めてくるというのは人間関係全般において言えることなのではないでしょうか。

「練習をしない生徒に対してピアノの先生が心の中で思っていること」まとめ

練習をしない生徒に対してピアノの先生が心の中で思っていることは

「意欲のなさにがっかり」
「月謝がもったいない」
「言い訳にイラッ」
「あきらめ」

このような感じかと思います。

練習をしないならやめなさい、とはピアノの先生が言うことではありませんし、練習をしないままピアノを続けていく人がいてももちろん良いと思います。

ただ、意欲のない生徒に対して先生の熱意が下がってくることは自然なことなので、熱心なレッスンを受けたい場合には自宅でしっかり練習をしてレッスンに行きましょう。

「練習してきた」「練習してきていない」かどうかは演奏を聴けばすぐにわかりますよ!

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