ピアノ教室でも「おたより」を発行している教室があるみたいですね。
「おたより」と言っても、内容は様々。
おたよりを発行しているピアノの先生たちは、どんなふうな内容で、どんな感じでおたよりを書いているのでしょうか?
今日はピアノ教室の「おたより事情」を覗いてみましょう。
目次
ピアノ教室の「おたより」の内容はどんなもの?
はっきりと統計をとったわけではないですが、おたよりを発行しているピアノ教室は全体の3割程度といった印象です。
ではおたよりを書いている先生は、どんな内容を掲載しているのでしょうか?
ピアノ教室のおたよりの内容
① お知らせ
レッスンスケジュールのお知らせや、演奏会、発表会やコンクールの案内などの事務連絡をおたよりに載せている先生もいます。
② 教室からのお願い
「爪切りを忘れずにお願いします」などなど、当たり前のことも時々おたよりに載せることで再認識してもらうことができます。
③ レッスンの様子
保護者の方がおたよりを読んでいて面白いと思うのは、このあたりでしょうか。レッスンの様子を簡単に紹介すると、掲載された生徒さんの親御さんは嬉しいですし、他の親御さんも興味深く読む内容です。
しかし生徒さんのマイナスなことは載せないようにしましょう。
④ 生徒のがんばりや活動・功績の紹介
「学校で合唱の伴奏をしました」「毎週合格をもらえるように毎日1時間ピアノの練習をしています」「コンクールで入賞しました」などなど、生徒のピアノに関するがんばりや功績を紹介すると、保護者目線では興味深くおもしろく読んでいただけます。
⑤ ピアノのワンポイントアドバイス
おたよりにワンポイントアドバイスを載せると、レッスンで生徒さんにいつも伝えていることを保護者の方にも知っていただくことができます。と言ってもピアノ未経験の保護者の方でもわかりやすい内容を中心に掲載すると良いでしょう。「手首が下がり過ぎているのは良くない」といったことでしたら未経験の保護者の方でもわかりやすいですし、子どもへの声かけもしやすいです。
ピアノ教室の「おたより」はどのくらいの頻度で発行する?
ピアノ教室のおたよりは、どのくらいの頻度で発行するのが良いのでしょうか?
学校のおたよりは1週間に1回というのが一般的かもしれませんね。
けれどピアノ教室は月にだいたい4回しかレッスンがありません。ですので、ピアノ教室のおたよりは1か月に1回、あまり伝えることがない先生でしたら2か月に1回程度が適度な頻度かと思います。
またはたびたび発行するのが大変でしたら、季節号として「春号」「夏号」「秋号」「冬号」にして、ちょっとした冊子にまとめて発行するのも良いかもしれませんね。
今はメールやLINEという手段がありますので、小さな連絡事項はメールで済ませることができます。
ですので、急ぎのお知らせを載せない「季節号」というのもアリかと思います^^
おたよりをわざわざ「紙」で発行する良さ(メリット)
現在はwebツールを使えば文書はもちろん、写真や動画も送れてしまう時代です。
けれど、わざわざ「紙」で文書や写真を発行するのにはそれなりの良さ(メリット)があるからなのです。
メールやLINEはスマホに入っていると考えると、いつでも持ち歩くことができて便利です。
けれど、長い間「紙文化」の中で生きてきた私たちは、やはり「紙に書かれた文字」を見た方が情報が入って来やすいのです。
それに意外と、スマホを開いて、アプリを開いて、フォルダを探して…などしていると、時間がかかってしまい煩わしいと思うこともあります。しかもスマホの画面は小さいのですべての情報を一度に見比べることができません。
けれど紙は、取り出しやすいところに保管してあれば1枚開くだけでダイレクトに全ての情報が目に飛び込んできて、情報を見比べることも簡単です。
そしてスマホは機種変更をしてしまえば、前のデータは前のスマホに入ったまま…ということも多いかと思います。
でも紙は「おたよりファイル」を作っておけば5年前のおたよりも瞬時に開いて見ることができるのです。
文書や写真を「送る時」にはメールやLINEは便利ですが、受け手側があとで情報を開こうとする時には「紙」の方が親切である場合もあります。(紙だと失くしてしまうのでスマホで管理したいという方もいらっしゃいますが)
ピアノ教室の「おたより」って発行していますか?まとめ
ピアノ教室のおたよりを発行している先生は少数派のようですが、ほかの生徒さんの様子もわかり、先生の考え方も垣間見ることができるおたよりをひそかに心待ちにしている保護者がいるのも本当です。おたよりは先生の負担になってしまっては良くないので、毎月の発行から季節ごとの発行まで、先生のキャパや事情に合った頻度で発行すれば良いものです。
教室のことや先生の考えを理解してもらうためだけでなく、保護者の方に楽しんでいただける側面をもったおたよりを心がけて、教室を身近に感じてもらえると円滑なコミュニケーションにも繋がって行くと思います。
【 参考 】「生徒が辞めない!繁盛するピアノ教室とは?」
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