子どもさんがピアノを習っていてある程度曲を弾くようになると気になるのが「うちの子、進度が遅いのでは?」ということや、逆に「うちの子、才能あるのでは?」なんていうところではないかと思います。

進度の「速い・遅い」は一概には言えず、人それぞれ感じ方もありますし子どもさんがどこ(音大ピアノ科or副科or趣味)を目指しているかにもよりますが、ここではあくまでも筆者の「感覚」として、ひとつの目安を提示してみたいと思います。

今「バイエル」をしています!

「バイエル」、これは江戸時代から使われているピアノの教則本です。子どもさんにピアノを習わせている親御さんたちも、子どもの頃にやったことがある人は多いのではないかと思います。
現在、この「バイエル」を使わない教室も多いのですが、「バイエル」は通常の進度でしたら思っている以上に長い間使うことになります。
ピアノを始めたばかりの幼稚園生がバイエルの1番から始めて、小学校3年生に上がる前くらいに100番まで終われば、順調に進んだといえるでしょう。

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【結論】バイエルは小学校2年生の間に100番まで終わればサクサク進んだ方

今「ブルグミュラー25の練習曲」をしています!

「ブルグミュラー25の練習曲」は、バイエルが終わったら取りかかる教材であるという目安が一応あります。
例えば先ほどの「バイエル」が順調にサクサク進んで小学3年生からブルグミュラーを始め、2週間で1曲を合格していった場合、25曲をすべて終えるのに費やすのは単純計算で約1年ですね。
しかしブルグミュラーはだんだんと難易度が高くなってきます。この「ブルグミュラー」を1年~1年半に終わればその子どもさんはがんばった、もしくはある程度のセンスがあるといえるでしょう。

【結論】ブルグミュラーが1年~1年半で終われば順調。2週間に1曲合格ペースをキープできたら音大を目指せる…かも!?

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「ソナチネ」をやっています!

ここれいう「ソナチネ」とは、「ソナチネアルバム1巻・2巻」を指します。
先ほどの「ブルグミュラー25の練習曲」が終わると、この「ソナチネアルバム」に進み、古典派のピアノ曲を学習していく場合が多いです。
この「ソナチネ」に進むのは、早い子どもさんでは小学校低学年で始める場合もありますが、これまで述べてきた「ブルグミュラーを1~1年半で修了した、という流れに乗って話せば、「ソナチネ」は小学校4年生~5年生になるまでに始めると、ある程度のセンスがあるといえるでしょう。

【結論】「ソナチネアルバム」を4年生のうちに始められたならば、サクサク進んだ方。

「ピアノを習っているうちの子の進度は速い?遅い?」まとめ

ここで述べた「進度の目安」はあくまでも筆者の「感覚」です。
ピアノを習っていくうえで大切なことは「進度」ではなく

「ピアノが好きであるという気持ち」
「うまくなるために自分で目標を定めること」
「その目標を目指して練習する努力をいとわないこと」

です。

進度が速くてもただただ正確に速く弾き散らかしてしまったりと、ピアノを単純に指先のスポーツだと見なしてしまっていれば、本当の意味で「ピアノを演奏している」とは言えません。逆に進度が遅くても、とても魅力的な音色で、それはそれはピアノを愛おしく思って美しく演奏する子どもさんもいます。

音大進学を視野に入れていない子どもさんは特に、ここで述べた進度にとらわれることなく、子どもさんのペースでピアノを楽しんでいっていただけたらと願います。
それでも進度が気になるという方は「今学習している曲」を常に「レッスン2回以内で合格できれば順調」ということも目安にしてみてください。

※音大進学を視野に知れている子どもさんは、その旨をできるだけ早く師事している先生に伝えて、先生の指示に従ってください。

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