ピアノ教室でのこんなエピソードがありました。
「ピンポーン」
「あ、生徒さんが来たわ」
(ガチャ/ドアを開ける音)
「こんにち・・・」
「すみませ~ん、この子うちの子の友達なんですけど、今日見学に来ました~」
絶句でした。
今日は困った保護者シリーズ、「ピアノのレッスンに断りなくお友達を連れてくる保護者」についてのお話をしたいと思います。
目次
ピアノのレッスンに断りなくお友達を連れてくる保護者
先ほどの状況を改めて説明します。
生徒さんと保護者の方がいつもどおりにいらっしゃったのですが、見知らぬ女の子が1人そっと立っていました。
本来であれば
「見学させていただいても大丈夫ですか?」
などの断りがあるべきなのではないかな~とモヤモヤしました。
ここでサッと断りきれる先生はあまりいないのではないでしょうか(笑)
断りもなくレッスンに来た女の子。その理由とは?
さて、押されるようにして見知らぬ突然の訪問者が入室し、ちょこんとレッスン室の片隅に座ったままレッスンが始まりました。
(お母さまは一旦帰られました)
生徒さんをAちゃん、見学に来た女の子をBちゃんとします。
Aちゃんのレッスン中なのですが、座っているBちゃん(年長さん)が
「Bちゃん、ドレミわかるよ」
「Bちゃんのおうちは白いピアノがあるよ」
「Bちゃん、ピアノ習っているの?」
「うん。」
やはり「見学」というのは入会を視野に入れた見学ではなかったみたいです。
単純に、お友達のレッスンについてきた、だけのBちゃんでした…(驚愕)
「お友達のレッスン見学」を託児のように利用しないで!
今回のエピソード、結局お母様からは詳細の説明もなく事情がわからなかったのであくまでも勝手な想像ですが・・・
AちゃんはBちゃんと遊びたかったけれど、ピアノの時間になってしまったのでAちゃんのママが軽い気持ちで「一緒に行く?」と言ったのかもしれません。
1回1回のレッスンは、先生にとっては生徒さんとの大切な、そして貴重な時間です。
お友達のレッスンについて来たとしても、お母様がレッスン室に入らないのであればBちゃんもレッスン室には入室させずその間お母様が責任をもってBちゃんの相手をするのが通常ではないでしょうか。
お友達を断りもなく連れて来て、レッスン室にポイと小さな子どもだけ預けられれば、先生に「レッスン見学を託児のように利用された」と思われても当然ですよね。
ピアノのレッスン見学は保護者同伴がベスト・・・というか常識!?
そもそも「レッスンの見学」というのは子どもだけで来るものなのでしょうか?
1.ピアノを習いたいと思っている人が「どんなレッスンを行っているのか」を見学して、その後の何かしらの判断材料にするためのもの。
2.ピアノを習っている人が、自分の技術向上のために他人のレッスンを聴講すること。
と言えるのではないでしょうか。
幼い子どもさんに限らず、「レッスン見学」は保護者の方の付き添いのもと、教室に訪問するのが一般的です。
当然、事前の申し込みは必須です!
< 実録!>ピアノのレッスンに断りなくお友達を連れてくる保護者にビックリ!というお話でした!
本当にビックリです(笑)