子どもさんのピアノの練習を熱心に見ている親御さんは
「ここはどうすれば良かったのかしら?」
と、疑問が浮かんでくることってありますよね。
そんな時に
「先生にお聞きして解決したい」
と思うこともあると思います。
今日は、そんな時に子どもさんのピアノ練習の動画を先生に贈ってアドバイスをいただくことの是非について考えてみました。
目次
先生にピアノ練習の動画を送ってアドバイスをいただくのは失礼?
早速本題ですが、今師事している先生に、自宅で撮影した演奏を動画で送ってアドバイスをいただくことについての是非ですが、これは
先生によりけり
だと思います。
保護者の方は
「(動画でレッスンしていただくなんて、時間外の対応だし)失礼かな・・・」
と躊躇していても、一方先生としては
「自宅での練習を正しく行うことが大切」
ということを、ほとんどの先生が思っています。
「自宅での練習を有意義なものにしたい」
「次回のレッスンまでにきちんと上達してレッスンに臨みたい」
という気持ちがあれば、先生に動画を見ていただけるようお願いをしてみてはいかがでしょうか。
動画でレッスンをしていただく時にはきちんと「お願い」をすると好印象
自宅でのピアノ練習を動画で先生に送ってアドバイスをいただく時には、
と前置きをすると好印象です。
「お時間のある時で…」
という言葉があると、忙しい先生でもプレッシャーにならなくて良いかと思います。
こういうことは控えた方が良い・・・かも!?
先生に動画でのレッスンをお願いする時に、これはやめた方が良い!ということについてお話します。
先生に丸投げをするのはNG!
家での練習動画を先生に丸投げするのはNGです。
まず、動画を撮影する前には連絡ノートや楽譜に書かれてある「先生からの指示」を子どもさんと一緒に見直しましょう。
レッスンで教えていただいたことを練習して、そのうえでご指導をいただきましょう。
そうでないと
「先日のレッスンで伝えたんだけどな・・・」
と先生に思われたら失礼ですし「本当にやる気あるのかな?」と先生をモヤモヤさせてしまいます。
一方的に動画を送りつけるのはNG!
先生に一方的に動画を送りつけることは失礼ですので控えましょう。
何の前置きもなく
というように一方的な動画の送りつけは失礼なので、気を付けましょう。
先ほどの「前置き」をして丁寧にお願いをするのが習い事の先生への礼儀です。
動画の送りすぎはNG!本当に必要な時だけにしましょう
先生が動画でのレッスンを快く引き受けてくださっているとはいえ、動画の送りすぎには気を付けましょう。
中には、おうちでの単なる練習風景を「報告」のつもりで先生に送る保護者の方もいらっしゃいますが、動画をいただけば先生は何かしらのコメントをお返ししないと…と思ってしまいます。
「動画レッスンOK!」の先生でも、毎週同じような「単なる練習風景の動画」を送られてくると、コメントにも困ってしまいますので節度ある送信を心がけましょう。
家での練習の風景を先生に報告したい場合は「今日はいつもよりも意欲的に練習を始めました。先生に見ていただきたくて送らせていただきました。報告したかっただけなので返信はけっこうです。」
と伝えると先生も気楽な気持ちで練習動画ウェルカムモードになれると思います。
※練習風景の動画は、レッスンの参考になることもあるのでけっして一概によろしくないというわけではありません。
「ピアノの動画レッスン」先生の気持ちとしてはいかに!?
「先生にピアノ練習の動画を送ってアドバイスをいただくことの是非」について考えてみましたが、先生側の気持ちとしてはどうなのでしょうか?
ピアノの先生は、子どもたちにピアノを上手になってもらいたい、ピアノを楽しんでもらいたいと願っています。
上達のためには自宅練習が必要不可欠なので、自宅で熱心に親御さんがサポートしてくださることを喜ばしく思います。
1週間、間違った練習をするよりも正しい練習を行った方が上達に早く近づきます。
ですので、生徒さんには自宅できちんとした練習をしていただきたいと思っています。
先生に、快く動画でのレッスンを引き受けていただけるかどうかは、「お願いの仕方」や「節度ある送信頻度」によって左右されるのかもしれません。
実際に、発表会前やコンクール前などは
「動画レッスンしますので心配な方は動画送ってくださいね!」
と明言している先生もいらっしゃいます。
「お願いの仕方」や「節度ある送信頻度」に留意して、動画レッスンは失礼のないように先生にお願いできると良いですね(^^)
以上「先生にピアノ練習の動画を送ってアドバイスをいただくのは失礼?」についてのお話でした!