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発表会は出ないとダメ?出費もかさんでちょっと大変・・・

ピアノの発表会は年に1度~1年半に1度開催されることが多いようです。
しかし頭が痛いのが「参加費」
参加費は5000円程度の教室から、2万円近くにまでなる教室も。

発表会の会費の差についてはこちらの記事「発表会でピアノの先生はもうかるの?参加費の内訳は?」をご覧ください。

さらに、参加費に加えて「衣装」にもお金がかかりる場合もあります。

高い参加費を払って参加する発表会。
「毎回出ないとダメなのかな?」
と疑問を抱く保護者の方もいるかもしれませんね。

発表会の参加費はなぜ高い?

会場費・写真代・ピアノ使用料・ピアノ調律費・記念品台・会場装飾にかかる費用・発表会運営に携わるスタッフへの謝礼などなど、発表会の運営にはひとつひとつにお金がかかります。

会場によっては、ホールを借りるだけで10万円という所もあります。
バレエの発表会の参加費がひとり10万円近くかかることを考えると、ピアノの発表会は芸術のお稽古事の中では実は安い方なのです。

発表会には必ず参加しないとダメ?

発表会への参加の有無は、教室によって方針は様々ですが、基本的には よっぽどの理由がない限りは「全員参加」を原則としている教室がほとんどです。

参加できない理由として先生に納得してもらえるのは、冠婚葬祭、学校行事くらいでしょうか。

「発表会には出たくない!」というお子さんもいるかもしれません。
その場合は先生に相談をして、お子さんの気持ちをまずは先生に知ってもらうことが大切です。

発表会への参加は原則「全員参加」と考えておくのが良いでしょう。

発表会に参加する意義は?

発表会に参加する意義。
それは大きな意義があります。

◎ 発表会という「舞台に立つ」という経験
日常生活では、あまり「舞台に一人で立ってパフォーマンスをする」という機会はありません。
これは、 ピアノを習っている人に与えられた特権と言っても良いくらいです。
舞台に一人で出て「人前に出て何かを表現する」ということに慣れることができます。

実際に、内気だった子どもさんがピアノを習い始めて発表会を経験し、幼稚園や学校などで自信をつけた。というエピソードもピアノ教室ではよく聞く話です。

◎ 「目標を定めてたくさん練習をする」という経験
日頃のレッスンでは、いついつまでにこの曲を完璧に仕上げなければならない、という期限のようなものは特に定められないままテキストが進んで行きます。

しかし、発表会で演奏をするとなると「期限」が存在し、「到達目標レベル」も否応なしに高い所に定められます。

「いつまでに」「何を」「どの程度の仕上がりで」

このように、「先を見据えて努力をする経験」が、発表会前では顕著に行われます。

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◎ 保護者の方にとっての「子どもの成長を見る機会」
発表会では、演奏者が主役です。
幼稚園や小学校の歌や劇などの発表とは違って、ピアノの発表会では「1人の演奏者」に注目が集まります。
わが子の出番は、わが子が主役なのです。

そして、発表会では「前の発表会に比べて、音量が増した」「表現が豊かになった」「堂々としてきた」・・・などなど、子どもさんそれぞれの成長を目の当たりにします。

お父さんはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんも総動員で発表会を見に来られるご家庭も増えてきました。
全員で子どもさんの成長を見てほほ笑む、涙する、そして子どもにとっては「家族が晴れ舞台を応援してくれている」という気持ちになること。

それが発表会の大きな意義のひとつでもあります。

「発表会は出ないとダメ?」まとめ

発表会への参加は教室によって方針は様々ですが、基本的にはよっぽどの理由がない限りは参加をすることが原則となっているようです。

「うちは参加費を出せないので…」とおっしゃるご家庭もありますが、先生に相談をすれば、毎月の月謝にプラスして「発表会のための積み立て」をさせてもらえることもあります。

子どもさんにとってもご家族にとっても、かけがえのない機会となる「発表会」。
発表会は、当日の「思い出」や「経験」だけではなく、「練習期間」も含めて大きな意義のあるイベントです。
ぜひ前向きに参加をご検討ください。

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