自宅でピアノ教室を始める時には、どのような準備や手続きが必要になってくるのでしょうか。
最低限必要な事項から、やっておくと良い事項までをご説明いたします。
目次
その① 最低限必要なこと
② 管轄の税務署へ開業届を提出
③ 備品・消耗品の準備
①のピアノの設置については解説するまでもありませんので省略します。
②「管轄の税務署へ開業届を提出」については、のちのち必要となる所得の申告(確定申告)に関わってきますので、開業後1か月以内に開業届を提出しましょう。
※ピアノ教室の確定申告についてはのこちらのページで記事を載せています
→ <講師向け> 「ピアノ教室の確定申告」
③の「備品・消耗品の準備」については、教室によってそれぞれあるかと思いますが、一般的には、月謝袋、出席カード、スリッパ、テーブル、鉛筆、色鉛筆などがあれば良いかと思います。
あとは部屋の空調(エアコン等)にも配慮しましょう。
その② できればやっておきたいこと
② 教室規約の作成
①「生徒募集」の方法としては
・ポスティング
・折り込みチラシ
・ポスター
・DM(ダイレクトメール)
・HP(ホームページ)
・看板
などがありますが、今はスマホやパソコンが普及した世の中です。
生徒さん(の保護者)は、まずインターネットでピアノ教室を検索します。
よって、たくさん生徒を集めたいと思えば教室HPの作成は欠かせません。
(「HPのないお店は”存在していない”に等しい」という言葉を聞いたことがあるくらいです…)
今は、好きなデザインを選んでテキスト(文章)を入力するだけでオシャレな教室HPができてしまう時代です。
HPの維持費は月額1,000円~ですので、HPを見た生徒さんがお問い合わせをくださると思えば、これからピアノ教室を始める先生にとっては 教室HPの作成は最低限必要な準備かと思います。
参考までに、飲食店や美容室なども使用しているHP作成サイトですが、ピアノ教室にも問題なく使用することができます。お問い合わせフォームなどもついていて、とても便利です。↓ ↓ ↓
詳しくは「ホームページを作ったピアノ講師の喜びの声」を参考にしてみてください。
②の「教室規約の作成」については
・月謝はいつ納めていただくのか
・月謝の値上げはあるのか
・教材費や入会金・年会費、発表会費について
・レッスンを欠席をした場合は振替レッスンを行うのか否か
・月謝を返金する場合はあるのか…
などです。
あとは「規約」とまではいかなくても、爪は切ってきてください、などの「お願い」も一緒に記載しておいても良いですね。
「規約」は、教室を始めて2~3年の間に「やっぱりこうしたほうが良い」「この制度は止めよう」など、何度か書き換えることになるかもしれませんが、最初にひとまず「教室規約」を形作っておくことをおすすめします。
作った規約は、 生徒さんの入会時に必ずお渡しをして説明をしましょう。
何かトラブルあった時に、書面にしておくと「ここに書いてあり、以前説明をしております」と言うこともできますので「聞いてない」「言った」の水掛け論は最低限防ぐことができます。
その③ 余力があればぜひ準備しておくと良いもの
② 名刺
①の「教室名&住所のスタンプ」は、生徒さんや他教室の先生に文書を郵送する際にとても便利です。
「はんこやドットコム」さんの「ゴム印」カテゴリ内の「住所印」の中にある 「アドレス印マーク2」が、分割式なので教室名だけ使いたい時にも重宝します。お手頃価格で作れます。↓ ↓ ↓
即日発送OK!印鑑・シャチハタ・はんこ専門店 ハンコヤドットコム
②の「名刺」は、今やピアノの先生も名刺をもつ時代です。
体験レッスンに来られた生徒さんの保護者の方にもお渡しできますし、セミナーで隣に座った先生にお渡ししたり、教室の買い物をした時にいただく領収書に宛名を書いてもらう時にも、さっと出せば手間も少なく済みます。
名刺も、980円~とお手頃価格で作成できます。
しかも音楽関係者向けのデザインもちゃんとあるので選ぶのが楽しいです。
↓ ↓ ↓
♪♪ビスタプリントのプレミアム名刺♪♪
3500種類以上のデザインから選べる。写真/ロゴアップロード可。
名刺をもつと、気持ちも引き締まります。
以上、「自宅でピアノ教室を始めるために必要な準備」についてでした。
教室のご発展とご清栄をお祈りいたします。
【 関連記事 】
「<講師向け>繁盛するピアノ教室の秘密」
「<講師向け>ピアノ講師が名刺をもつべき理由」