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年配の方・高齢者の方も楽器を始めたい!と思っている
60代、70代、時には80代の方が
「楽器をやってみたい」
と思い立つことは珍しくありません。
大正琴などは年配の方がする楽器としてはメジャーですが、実際に、60代や70代からピアノやバイオリン、フルートやサックスなどを始める年配の方や高齢者もいらっしゃいます。
年配の方・高齢者の方が始めるのにおすすめの楽器
◎ 管楽器(フルート、サックス、トランペットなど)
年配の方に人気の管楽器は、フルート、サックス、トランペットあたりでしょうか。
管楽器の特徴は「息を大量に吸って大量に吐く」ことです。
☆ 管楽器の良い点
管楽器は、息を使って鳴らす楽器です。
ある程度の肺活量が必要です。
楽器をしているうちに、肺活量が鍛えられてくれば、心肺機能の向上にもつながります。
また、正しい音程を取るために指を置く位置を自分で決めなければならない弦楽器と比べると、管楽器はリコーダーのように「押さえる位置が決まっている」ので、ある程度年齢が行って始めるには便利な点です。
★ 管楽器の難点
メリットと背中合わせですが、肺活量がないと全く音(音楽)にならず、つまらないかもしれません。
楽器を演奏数ことがただただ「苦しい」「つまらない」ことになってしまう可能性もあります。
初心者の人が管楽器を演奏するのはどのくらい苦しいのかというと、運動部出身の10代・20代の人でも30秒も吹き続ければクラクラしてしまうほどです。
年配の方でも、若い頃にある程度心肺機能を鍛えていた人にはおすすめです。
◎ 弦楽器(バイオリン、チェロ)
オーケストラで使われる弦楽器の主なものとしてはバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスがあります。
その中でも学習者が多いポピュラーな弦楽器といえば、やはりバイオリンとチェロです。
☆ 弦楽器の良い点
弦楽器の良い点は、管楽器と比べて音を出すために心肺機能がそれほど重要ではないという点です。
楽器を正しく構えて、正しい位置に指を置き、弦の上で正しく弓を動かせば音が鳴ります。
★ 管楽器の難点
管楽器のように、30秒間音を鳴らしたら息切れがする…
ということがないのが弦楽器の良い点ですが、管楽器は指で押さえる場所が決まってるのに対して、弦楽器は音を決めるために指で押さえる場所は自分で決めなければいけません。抑える場所が少しずれると、音程がずれてしまいます。
このように、管楽器も弦楽器もとっても魅力的で年配の方・高齢者の方にも挑戦していただきたい楽器です。
しかしそれぞれ難点があることもわかりました。
年配の方・高齢者の方には「ウクレレ」もおすすめ
ウクレレは、管楽器のように大量の息を吸って吐いてする必要はありません。
そしてギターのようにフレット(音の高さを示す印のようなもの)がついているので、バイオリンのように自分で指を置く位置を探る必要がありません。
そしてギターほど大きくなく、トートバッグにも入ってしまうほどの小さなウクレレという楽器。
どこにでもヒョイっと持ち運びができて、実は40代以上から楽器を始める方に人気の楽器なのです。
しかも音が大きくないので、ご近所さんへの音漏れについて比較的気を遣わなくても良い、というのも嬉しいポイント。
ウクレレは教室に通わなくても弾けるようになる
ウクレレを教ええてくれる教室もありますが、
・続くかわからないし…
・年金暮らしで月謝も払い続けられるか心配…
などなど、懸念事項はあると思います。
ウクレレは、管楽器や弦楽器とは違い、自宅で独学でも十分に上達できる楽器なのです。
ウクレレを自宅で練習して上達したい方は【楽器つき初心者向けウクレレ講座】
楽譜が読めなくても心配ご無用です。
先生の手元を大きく映し出してくれ、わかりやすい解説もついたDVDの通りに弾けば、ウクレレで曲が弾けるようになるのです。
ギターは指が痛くて断念した方も、ウクレレはおすすめです。
〇 ウクレレはギターほど指を広げなくても良い。
〇 弦も金属製ではなくナイロン製なので押さえた時にも痛くない。
など、ウクレレの「易しいポイント」はおさえておいてくださいね!
◎ ピアノはどうかな?
ピアノに憧れている年配の方も多くいらっしゃいます。
しかし、弦楽器や管楽器はその瞬間1つの音を出すことに注意を注げば良いのですが、ピアノは左右の手で違った音を弾き、違ったリズムを奏で、さらには10本の指を駆使して演奏する楽器なので、きちんと曲を弾けるようになりたいと思えばかなりの時間がかかります。
「演奏ができて楽しい!」という気持ちを味わいたい方は、ウクレレがおすすめです☆
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